三ツノ国

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三ツノ国(みつのくに)は、ネアリア叙事詩の舞台となる架空の世界、地域のことである。

概要

三ツノ国はグルムムンド帝国ウーノス王国リヴィスティア王国の三国からなる地域一帯を指す名称。

この地域の中には三国以外にも幾つかの種族、人種が小国を形成し存在している。


世界

二柱の創世神、男神アレルと女神アルマは天と地を創造し、最後に人間と獣を産み出し、光(昼)の世界に人を、闇(夜)の世界に獣を住まわせた。

闇に住む獣は光を求め、度々人が住む世界に現れては争いを繰り返した。

争いをなくすため、神々は三人の男性を選び、アレルは闇に対抗するための知識「神の知恵」を与え、アルマは闇に対抗する獣の力「竜になる力」を与えた。

三人は「竜になる力」と「神の知恵」を得たことから「三賢竜」と呼ばれるようになり、人々を集め、国を興し、王となった。

一人は北部に住む種族をまとめ上げ、グルムムンド帝国を建国した。

一人は霧深き西の台地にウーノス王国を建国した。

一人は南部の海岸沿いに貿易が盛んなリヴィスティア王国を建国した。

三ツノ国には100年周期で闇が深くなり、獣たちが活発になる時期がある。

竜帝歴199年、三回目となる獣による武力侵攻が今始まろうとしていた。


種族・人種等

三ツノ国にはいくつかの知的な種族が住んでいる。それらは二柱の創世神、男神アレルと女神アルマによって作られたものとされている。

  • 人間 …三ツノ国の主だった人種。
  • サロ・ガル族 …砂漠の民。かつてグルガ鋼を錬成できる技術をもつ唯一の種族であったが、その技術をに狙われたために絶滅。
  • ダルタルマダル族 …東方の光の届かぬ森の中に住んでいる。顔面には白化粧をしている。争いを好まない一部のとは交流を持っている。
  • ミミィ族(亜人種)…小さい妖精。一部のミミィ族は人とともに過ごしているものもいるが、詳しい生態は不明。
  • …三ツノ国を狙う存在。一括りにと言っても、いくつかの種族に分かれており、その性質も異なる。


言語

竜語以外は三ツノ国内で共通語を持つ。

三ツノ国の人間は竜の呪いによって、文字が認識できない。 竜の呪いは三ツノ国全域に影響があり、国外から来た人間も三ツノ国領内に入ることで文字の認識を失う。

国外から来た人間に限り、三ツノ国から退出することで文字の認識を取り戻すことが出来る。

共通語以外で現在確認されている言語は以下の通りである。


  • 竜語 …竜の間で使われた言語。竜と三賢竜となった人間の王、雷結晶を持ったネアリアのみが話すことが出来たとされる。
  • 獣語 …獣の間で使われた言語。竜の呪いの理から外れていたため、文字も存在する。
  • トロール語 …トロールの間で使われた言語。他種族と話すときはトロール訛りの共通語で話す。

歴史

グルムムンド帝国建国を竜帝歴元年とし、記録が残されている。

三ツノ国の出来事は、西方地域から訪れる吟遊詩人エレーラによって、詞曲として語り継がれていた。